takeの一期一食 -234ページ目

元気が出る 麻婆豆腐

風邪でダウンしてしまいました。
もともと頭痛もちなんですが、今回は、発熱も久々に40度ちかく・・。
うーーん。つらい・・・。

そういうときに、元気をつけるため、わざわざ食べにいくのが、この麻婆豆腐です。以前に登場した「坦々麺」と同じ店。

元気が出る麻婆豆腐

とにかく辛い・・。もちろん、辛さの調節はできるんですが、私がオススメするのは、通常より少し辛めにアレンジしたもの。この麻婆豆腐は、四川、薬膳料理の延長なので、カラダにいい・。カラダから汗とともに悪いものがでていく感じ・・。お店は東京港区白金の杉の木屋スーパーの近くの裏通り。


柳川名物 うなぎのせいろむし

福岡から柳川に移動して、ここの名物「うなぎのせいろむし」。うなぎは、最近多い、鹿児島産で、肉厚なものをチョイス。1つ1つ注文をうけてから、蒸すので、できてくるまで、待つこと14、15分。元の柳川藩主といえば、泣く子も黙る(苦笑)立花家のせいろむし。しかも、今回は次期ご当主の方(女性。まだお若い方でビックリ)とご一緒させていただきました。

味にも雰囲気にも「感動・・・。」めったにない体験でした。

このせいろむしにもビックリしましたが、前菜ででてきた「ワケ」と呼ばれる、イソギンチャクの味噌和えもビックリ・・。(ワケとは若い男性の「お尻の穴」の意味で、水をかけるとイソギンチャクがキュッと縮まることから、その名前がついたと、給仕の中年の女性が話してくれたのには、ひとりおかしくてツボに入って笑ってしまいました)
(2004年12/16)

博多とんこつラーメンのきほんのき

福岡に出張です。博多・天神といえば、「とんこつラーメン」を挙げる方の多いと思います。(個人的には、博多といえば「もつ鍋」なんですが・・・。今回は一人だったので断念)
数ある、とんこつラーメンの中でも、私のいわば、標準点、基準店といえば、やっぱり、ココです(すでに器でお気づきの方も多いと思います。●蘭です。)。ここを基準にどうだと評しています。(東京にも支店がありますが、あくまでも天神のここで食べるのが基準だと確信します)

博多とんこつラーメンのきほんのき

唐辛子ラーメンを最初にはじめられたのが、この店ですね。店の作りも、いまでは真似をする店がありますが、ひとりづつ仕切り板があって、従業員の顔も見えず、「すべてが、この一杯のラーメンのために」っていう意志を貫いています。(2004年12/15)

沖縄豚のシアワセ

再びオトコのイタリアンの登場です。

ここの店に集る人たちって本当に不思議です。
カウンター席、わずか10席ですが、一人で切り盛りするシェフのゲキ美味しい料理を待つ間、ワインやビール片手に、隣の知らない人同士で、おしゃべり・・。(ちなみに、週1回以上来店すると、1軍の称号を与えられます)
私は1軍半クラス。

骨付き沖縄豚のロースト

骨付きの豚肉は、目の前のショーケースに1週間くらい、ラップなしで
保存されたもの。ラップなしの方が、ドリップが出ず、旨みが凝縮されていくのだとか・・。
本当に美味しい。(真夜中1時すぎに食べるシアワセ)

本当の坦々麺

世の中には、坦々麺の好きな方って多いと思います。夏は汗かきながら、冬はハフハフしながら食べる、激辛の刺激、たまらないです。でも、残念なことお店によっては、坦々麺の命ともいうべき胡麻を、ぞんざいにしていることが多いのが実情・・・。

また行ってしまいました。この坦々麺、すごいです。3種の胡麻をすり込んでいて、まず驚くのが、その「香り」。ワインよろしく、食べる前には、まずは香りを楽しんでください。そして、スープ・・。胡麻の風味、豆板醤・・・。うー、たまらないです。ここは、四川料理の修業をしっかりされたシェフがひとりで切り盛りする、カウンター四川料理。いわば、二人で食べる中華なのです。しかも、ワインも豊富とくれば、もうデートでつかうしかないですね。

場所は、港区白金、プラチナ通り近く。ローマ字で書かれた小さな看板が目印。

一度体験していただきたい「本当の坦々麺」です。

百年前のカレー??

週末を利用して、商談方々、日光まで車飛ばしてきました。
ウチでも扱ったカレーを食べに・・・。

「日光金谷ホテル」の古い蔵で発見された、100年前のレシピに基づいて、再現されたライスカレー。放送作家の小山薫堂さんによって名付けられたこのカレーはカレーというより、カレーソース。でも、味わいはしっかりあって、今食べても本当に美味しい。牛肉がゴロゴロ入っているのにも驚く・・。レーズン入りのバターライスとの相性もバッチリ。

実は、カレー党な私。「おせちもいいけどカレーもね」のククレカレーは、もう食べなくなったけど、全国いろんなカレー(お店でもレトルトでも、冷凍通販でも)を食べ歩いて、まさに、「一期一食」精神発揮してます。
これからもカレーの日記は多くなると思います。
読者の方々、なにか有力な美味しい情報あったら、お知らせくださいね。

佐渡のばい貝

今度は、新潟県佐渡島から。

曽我さん一家の帰郷で話題の佐渡ですが、元々12月上旬の佐渡は、行くのも大変なくらい、観光客の姿はなく、ひっそりとしています。

そんな佐渡にオリジナルの吟醸酒の商談にいった昨夜、出合ったバイ貝。

もともと佐渡では、バイ貝は、あま海老や鯛といった魚をとるときに、一緒に網にかかってくるいわば副産物だったとか・・。いまでは、佐渡のバイ貝は、その地位を確立しつつあります。しかも、今の季節、本当に美味しい。

醸造会社の常務は「オレなら、バケツいっぱい食べられる」っていうほど。確かに、軽く醤油で煮ただけの、新鮮なバイ貝は、楊枝で刺して、ツルンと口に入るとと、それはもう、吟醸酒に最高に合います。ゴクン。

脅威!ホエー豚の生ハム 

今度は、北海道帯広から。
ここは、全国でも珍しい、豚を放牧している村上牧場。通常豚舎で飼う豚と違って、ストレスがないから、肉が柔らかく、また野原をバンバン駆け回るので、ひきしまっているのだとか。たしかに、この豚を食べると、肉汁がジュワーって感じで吹き出る・・。
さらに、ここんちの豚は、ホエー(チーズをつくるときにできる上ずみ液。乳清)を飼料として、飲ませている。

で、ようやく、写真の生ハムの話。1年間熟成させるんだけど、その色と香りは、スペインのハモンイベリコにも負けない。(実際スペインでイベリコ食べたときの感動より、こっちのほうが感動)

しかも、生ハムにチーズの熟成香がして、これもホエー豚のすごさです。
日本にこんな生ハムがあったかと思うほど感動、感動の嵐・・・。(言葉にならない)まさに一期一食。

北の大地の絶品 ピザ

読者の皆様へ
出張続きで書けませんでしたので、ここ数日に出合ったもの、まとめて
ご報告します。すみません。


北海道、恵庭で出合う絶品ピザです。
もちろんウチでも取り扱っていますが、なんせ、ここんちのご主人、自宅に併設する牧場をやりながら、ピッツェリアも一人でこなすという、スーパーマンなんです。(元々は製薬会社のサラリーマンを岐阜でやっていたというからさらに驚く)

牧場でとれた牛乳で作るチーズとご主人の手作り生地のピザは、本当に美味い。よくもこんなに働けるものだと、年に何回か商談に行くたびに感心。

恵庭で寺田牧場というとピッツェリアとしての方が有名かも。
なんせ、牧場の入り口にピザ渋滞ができるほど。お客様も、雪が降っていても車の中で、じっと席の空くのを待つのだとか。すごい。

伝説のかき揚丼 再来!

2004年12月号の「dancyu」にも掲載されていたのだけれど、かき揚丼って、ランチで食べるのが最高です。数々、名店あれど、赤坂にきたらココでしょう。元々、長年修行されたご主人がやられていたのですが、ご病気で倒れられてから、まったく別の職(たしか先生だったと思う)だった娘さんが跡を引き継がれたという話。実は、10年くらい前、そのご主人の「かき揚丼」を食したとき、まさに至極の逸品だと思ったのですが、正直、娘さんに代わってからは、一度だけ訪れただけですっかり、足が遠のいておった次第。しかし、久々、食べてみると、先代の味が全くではないけれど再現されつつあると感心。
場所は、東京都港区、赤坂日枝神社、山王下交差点からTBS方向にちょっと入った2F。わざわざでも行く価値あり。


◎私のブログでは、具体的なお店の名前はあえて出しません。美味しいものは、探して発見することで、まさに、「一期一食」を味わえるのだと思いますので。(拝)